2024年11月8日金曜日

 出勤しようと車に乗ったもののエンジンがかからない. 警告メッセージが出ている. 文章は読めても理解できない. 何を言っているの?

息子に連絡する, どうしたらいいの? スタートボタンの上にキーを置いて!それからもう一度エンジンかけて. でも近くにキーがありません, パーキングブレーキを引いて駐車してください!とメッセージが出てそのあとうんともすんとも. 今日は隣町まで仕事に行く日. 自転車だったら1hかかる, 時間的にもう間に合わない. 上司に連絡する. 車の故障で本日出勤できませんと. 田舎なので交通手段が限られる. 後はタクシーしかない. 

ありがたいことに, 今日は休みにして後日振替出勤するように, と言われる. 給与が減る(時給月給制)ことと, 人件費の出費が減ると予算が削られるからだそうだ. 


さてと, お天気もいい, サイクリングだ!と車から自転車を出そうとしたら, トランクが開かない. サイドのドア4枚は開く. キーはすでに何も反応しなくなっている. なんだって自転車もダメなのか…. 本当に予想だにしないことが次々と起こるもんだ. 

一昨日は冬季通行止めになる山道に入り, 貸付箇所を確認しに行った帰り, 通行止め箇所がすでに閉鎖され締め出されてしまった. 地域の土木事務所に上司が連絡を取り開けてもらえた. おいちゃんはこんなこと初めてだ, 今年は早すぎる, とこぼしていた. 


サイクリングができなくなって, とてもがっかり. パンを焼く予定を思いだしせっせと仕込む. 焼きに入ったら庭の草取りをしよう. 東の陳地との境にローズマリーで生け垣をするのはどうだろうか. この発想に自分でワクワクして早速草取り. 草を境界際に取っていったけれどその後はまるでイノシシが荒らしたような様子でとてもがっかりした. 

土の中はヤブガラシやドクダミ, その他の雑草の根っこでぎっしり. シャベルや桑で土を掘り返さないとたとえ強靭なハーブでも根が張らないだろう. 幸い, 挿し穂したローズマリーやラベンダーがなかなか根が出てこないのでとにかく土を耕さないことには何も庭に植えられない. 

暑い日が続いたと思ってら急に寒くなってきたので, 元来ゆっくりな行動と思考をとる私にはスピーディーな季節の変化に対応することが大変なことになってしまう. 


それでも生け垣をローズマリーに決めれたことは時間をかけて考えられた成果でよかった.


息子がいつもよりそれはそれは早く帰宅した. すぐに車を見てくれた. なんてことはない, バッテリーが切れていたそうだ. 

ライトの付けっぱなしでもしたのだろう. 気を付けよう.  


今日は山の中の温泉旅館付近までサイクリングに行こう, と自転車を整備していたのにスマホでYouTubeを見ていたら出かける時間を過ぎてしまった. この辺は15:00以降は急に天候が変わるので近場しか行けない. サイクリングはやめてお散歩でもしよう. ジョギング, すっかりやらなくなってしまった. いつかできる日が来るかな. 



2024年11月5日火曜日

 カレンダーは残すところ今月と来月だけだ(おそらく全国的にいや世界的に).一日はあっという間に,と感じられなくても一年はなんと短く感じてしまうのだろう. 涼しい季節になって浮かれていたら年の瀬が迫っているなんてあんまりだ. もっともっと浮かれていたい. もっともっと涼しさを満喫していたい.

湿度と暑さが厳しい時期があまりにも長すぎて, そのせいで一年の終わりが早く感じられるのではないだろうか. 涼しくなってホットする期間がもっと長くてもいい様におもう. 暑さで気を張っていた状態から急に寒くなって,心の準備やら体温調節やら気持ちの整理やらで順応するのに時間がかかってしまう. 


せっかくの気持ちの良い季節,この順応の時間がとても勿体ない.

だからと言ってあれやこれやと忙しくしているわけでもない. 机に向かって, 或いはPCだったり日記帳に向かっていそいそと書くでもなく, ぼんやりと庭の様子を見ながら思いを馳せる. この空模様にはあの曲が似合うなぁ, あのアーティストのギターの音色は本当にきれいだ. いつかギターを習いたい, と思って早10年経ってしまった. 今は車の運転が何とかできるようになったから少し遠い教室でも通えるかな. とか, 雑草が伸びてきたからそろそろ草刈りをしないと. ラベンダーで庭をいっぱいにしたいな, とずっと思っていて庭の面積が広い物件を選んだものの, 雑草の手ごわさと枯葉に覆われた庭, それぞれに咲き始める草花もこれはこれできれいじゃないか, と思い始めてすっかり畑造りは遠のいてしまった. そんなことを思い出しながら, さてこれからこの庭とどう付き合っていこうかな, と考えているとあっという間に時は過ぎてしまう. 

食事の準備と, お弁当に持っていける常備菜作り, パン焼き, そうそう, 玄関前の庭木の土をシャベルで掘り, 雑草の根っこ(主にドクダミとヨモギとスギナ)と化粧砂利とにふるいにかけて整備している作業が途中だった. 雨や霜で土が湿って作業は捗らない. けれど確実に土はフカフカになってきた. そんなことで時間が経ってしまいブログは何時も後回し. 

やっぱりラベンダー畑を作りたいと挿穂も用意してみたけれど, あとは発根を待って定植というのに肝心の畑の用意ができない. シャベルで土を掘り返してみたけれど, イネ科の植物やヤブガラシとかガッシリと根を張っていて簡単には畑が作れない. 今は畑は諦めて, 敷地の際付近に土を掘り返しながらラベンダーとローズマリーを植えていこうか, と考えている. 

想像以上にうまくいかないことだらけだけど, さあてどうしようか, と考えあぐねる. きっとこうやって結論が出なくても, ただただ考えあぐねることを楽しんでる自分を感じる. 

何か引っかかることがあって結論が出ないのだから, その引っ掛かりが償却できるまでほっておく, あるいは償却できるまで考えあぐねる. 気が付くといつの間にかその引っ掛かりがどうでも良いことになっていたり, 別の考え方が浮かんだりするのだ. 

ほっておく, 時間を置く, 待ってみる, これらのことばは魔法のことば. 


加齢のせいか, ことのほかこういう言葉が私にはありがたく感じられる.


ある日の仕事に行った時の写真.





上流に温泉旅館がある. 川の石が黄土色になっているのは硫黄のせいなのか, ここから先の支流の石もオレンジ色っぽい.

とにかく水がきれいだ.


この沢の両脇を上り下りした. 笹や木は

有能な手すりになる.

沢の中を歩くには水深があったので, 石を橋代わりにおっかなびっくり進んだ. 


常備服, というか仕事をするときの標準的な服装で, 靴はスパイク付きの長靴になっている. なのでとても滑りにくい. ただし重い. 普通の登山靴よりは滑らないと思う .


マイナスイオンたっぷりの中で冒険を楽しんだ.