2024年2月28日水曜日

BLOGを書いていて

 日々同じような行動をしていても昨日と今日は違う一日.  当たり前のことだけれど.その少しの違った出来事に感心したり, 感激したり, うっとりしたり, 感情はタイムリーで変化する. 変化した私の感情や思ったこと, 感じたことを自分の言葉で表現したくてブログを書き始めた. 

頭の中で考えた, 或いは思ったことを文章に変換させることに私は非常に, そうとうな時間がかかる, そういうことに気づいた. 日々歩いたり, 走ったり, ぼーっとしたりするときは頭の中に文章が出てくる. こうやって表現すれば自身の気持ちが, その時の状態, 情景が伝わるかな, と思いながら. 頭の中で考える文章はすらすらと出てくる. 可視化はできないけれどいい感じ, と思える文が浮かんでくる. これだけ文がすらすら出てくるのだからブログだって…, と安易に考えていた.

ところが現実はそうはいかなかった. 頭で考えた文は文字おこしをすると説明不足が多発した. 頭の中ではきちんと説明がついてはいるのだけど, 文字にするときに文章にしていない頭の中の思考が文字化されないためだ. 文と文をつなぐ何かが抜けているため, 説明がつかなくなる. そして文章の流れが途切れてしまい, 文字が打ち込めなくなる. 

なにか変だ, なにか足りない, とそこで考え始めて文章が止まってしまう. 

自分がその時, どう感じて, 何を思って, そこからどこに思いを馳せて行ったのか, その経緯が思い出せなくなる. 

なんかいい文章ができたんだけどなぁ…, で続かなくなる.

この状態をさんざん続けて, 悟った. とにかく, 思ったら, 感じたら, 書き留めること. これしか対策がなかった. まだ習慣になっていないけれど. 


これを習慣化できたらもうちょっと良い感じの文章がかけるかな, かけるといいな.


最近強風,あるいは暴風が吹き荒れる日が多い.  林や森のスギ林は, 赤茶に染まって遠くからスギだとわかる. 葉先は花芽を重そうに垂らしている. これでは花粉がたくさん飛ぶのも仕方がない. そして今日もだんだん風が強くなってきた. しかもこれから私はスギがたくさんあるところに行く予定がある. 今から目がしょぼしょぼなのに. 

でもこの用事(かなり大事な用件だけど)が終わると一段落.

さっさと終わせよう.  日がでてきた. 風は強いけれどお天気は良い.  良い感じで出かけられそうだ. 

2024年2月20日火曜日

Mido邸 完成間近…

 家の購入でわたわたといろんなことが決まってきた. Mido邸のリフォームが大体終わりあとはキッチンの部分だけになった. キッチンはガス会社さんに工事をお願いしているので物件の引渡には関係していない. 

こんな小さくて年季の入った小屋でも, いろんな方が関わってくれている. お金を払って終わりではない. 

不動産屋さんの工事担当, 営業, 経理の方たち, 住宅ローンの担当の方, それぞれの方がそれぞれの仕事をしてくださって出来上がった私のおうち. ありがたい, 本当にありがたい. 

還暦で借金を抱えて大丈夫か?と購入を決めた当初は不安もあったけれど, 今は頑張って返済していこうとしか思わなくなった. 


来週, いよいよ引渡だ. 我が家が, 落ち着く場所ができる. 私のかわいいおうち.

関わってくださったすべての方に感謝. 感謝.



2024年2月17日土曜日

4葉quartet

 ついにみつけた. ずっと探してた. もうこの森にはないかと思っていた.  大好きな針葉樹の葉っぱ.

冷え込んだ朝, 今日は仕事が休みなのでとっとと森に出かける. 出かけるとはいっても大体1~2hくらいで家に戻るのだけど. 陽射しが強く調光レンズの眼鏡はほぼ真っ黒でそのまま森に入ると夕方のように暗くなる. いつものようにお宝が落ちていないか足元を確認しながらいくと, 妙に白い色の葉が目に留まった. ひろってみると, ななんとヒバの葉だった. 正式名称は青森ヒバなのかアスナロなのか確かではないが, ネットでの確認だけど多分ヒバだと確信.

こんなにきれいだなんて…, あくまで私の個人の感性だけどとにかくきれいで驚いた.

ヒノキとサワラとヒバとスギがついに揃った.




左から
ヒノキ, スギ, サワラ, ヒバ.
これは表の顔.








これは裏の顔.
左からヒノキ, スギ, サワラ, ヒバ.






ヒバの葉をドアップでどーぞ.








しつこいけれど,
左からスギ, ヒバ, サワラ.





今度はスギとヒバのアップ.
スギの花芽がかわいらしい.
ヒバの葉が赤茶けているのは, 枯れているから.
表は葉がただ茶色になっているだけ, なのに裏はこんなにきれい.


最後にヒバのアップをどーぞ.





東北林野庁のHPで調べたら, このヒバの葉の裏の白い部分は気孔線というものらしい. サワラの葉の裏にもローマ字の"X"のような模様の気孔線があった.

それにしてもなんて美しいのだろう. 興奮して息子に伝えると葉を一瞥して終わった. まぁそんなもんだね.

白い気孔線はどんな役割があるのか, と思いネットでしらべた.  見つけた記事は, 樹を愛する方の樹についての備忘録.  謙遜されて書かれているけれど, 学者並みの論文のようだった. その記事によると, 白い気孔はワックスで, 葉を守る役目をしているらしい. 熱を加えると(この方はドライヤーで熱をあてた)白い色はなくなった. 針葉樹の葉のワックスに関する研究はまだ歴史が浅いため十分な研究がなされていないらしい, と記事を結んでいた. 

この方の樹への愛情と知識の奥深さに感嘆した. 


さて, この針葉樹の葉っぱたち, 見れば見るほど不思議な葉だ.  ヒノキは棒針できっちり編まれたセーターのよう. サワラの葉はスウェーデン刺繍のような曲線だ, スギはリリアン編み, ヒバは彫刻刀でほられた版画のように白い気孔部分が少しえぐれていて表面は盛り上がっている.

生育上都合の良いようになっているのだろう. 芸術的なセンス(与えられたもの)で成長する自然の生き物の姿は美しいとしか例えようがない. 

それぞれの季節ごとに花を咲かせ実を付け, 風にゆられ, 雨に打たれ, 雪をまとって大きくなる. そっと静かに, そしてしなやかに.

派手な演奏ではないけれど, 安定してゆったりとしたリズムでそこに生きる樹々の姿は私にはいつも目にしていたい存在だ.


帰り道, トントン, トントンと調子の良い音が聞こえてきた. 何の音かと見渡すと, キツツキだった.




2024年2月15日木曜日

飛行機雲を見て

 仕事から帰ってきて公園経由で買い物に行った帰り道.  穏やかなお天気だった. 日も長くなって公園にはジョギングをする人, 犬の散歩をする人, 合気道をする人がいる. 女子高生たちは携帯を見せ合って何やら楽し気だ. 平和だな, そう思った.

空を見上げるとなんと…兵どものが夢のあと, とはニュアンスがちがうけれどそんな言葉が浮かんでくる景色だった.





東から西に向かっている飛行機と
西から東に向かったであろう飛行機の跡.








4本の飛行機雲.
菱形を描こうとしたのかもしれない.



北側の空.
横にある線は西から東に行ったであろう飛行機の跡.
若干斜めにある線は南から北に行ったであろう飛行機の跡.



飛行機の"キ"を描きたかったと思われる.





帰り道, もう飛んでないよねと思って空をみたらまた飛行機. この時間帯はよく飛ぶのかな…


飛行機雲が何本も縦横無尽に走っていた. いや雲は走らないけれどね.  以前に住んでいた所は飛行場が比較的近くにあって, 飛行機が飛んでいれば必ず飛行機の音がした. 夏場は特に低空飛行になって着陸準備に入ると, 手を伸ばせば飛行機に触れるんじゃないかな, と思うほど低空だった.  今住んでいる所は, 空を見上げたタイミングで飛行機に合わなければ飛んでいることすらわからない. 


小春日和の午後, 青い空に飛んでいく飛行機を見て思うのは, 同じ空の下で生きている戦時下の人たち, 震災にあった人たち. この穏やかで平和な空間を届けたいと思った.

2024年2月14日水曜日

季節感, 危うし

 いったいどうしたというのだろう, このお天気は.  2月, 暦の上では春なんだろうけれど例年でもまだまだ寒いね, という時期だ.  なのになのにこの暑さは一体なんだ.  5月ごろの陽気ではないか? 今からこの暑さを記録するなんて, いったい今年のお天気はどうなるんだろう. 

暑さにめっぽう弱い私は今から気持ちがゲンナリしてしまった. 今年になってまだたったの一月半しかたっていないのに. これは私の暮らしを脅かす暑さだ. 昼間は窓を開け夜になっても暖房いらずなんて…. 

気温が上がると強風も吹き荒れ方が違う.  冬の寒さがあるときの強風は寒さをたたきつけるように, 北西から押し寄せてくる. 暖かさを持った強風は樹々を大いに揺さぶり巻き込むように吹き荒れる. 私が花粉症でアレルギーを持っているからそう感じるのかもしれないけれど.


今日もシラサギを発見. 今回は遊歩道側の葦の茂み近くにいたので比較的はっきりと姿を確認できた. やはりまだ子供のサギだと確信する. 鳥の世界のルールはわからないけれど, どうか子サギさんが安心して暮らせますようにと祈るしかない. 春はもうすぐ. 食べ物も増えてくるし仲間もきっとやってくる. ガンバレ.







鮮明ではないけれどサギっぽく
撮れていないだろうか…

他の水鳥たちとは少し距離をとりながら
餌をさがしていた. 


春のような陽気で鳥たちは季節感が狂わないのかな?


2024年2月7日水曜日

 明日の朝は雪が積もる, と確信して早起きして森に行こうと思い, 早々に就寝.  積雪はたいしてなかったけれど雪はふわふわで, 羽毛のような綿毛のようなそれはそれは柔らかい雪だった.  雪がふると音が止まる. 静まり返った森のなかは雪が降って着地する音が聴こえそうなくらい静か.  張り詰めたような緊張感があるわけではない. 雪が, 或いは樹々が音を吸いとっているのだろうか. 自身が雪を踏みしめる音さえも聞こえない.  自分の居るところだけ別空間になったようだ.

ふと, 先客がいたことに気づく. 小さな足跡が点々と続いてる. 犬なら人の足跡もあるはず. 単独のあしあとだ.  タヌキだろうか. 分かれ道で別の道に入った. しばらくするとまた同じような足跡が今度は前の方向から見えてきた. きっと雪道一番乗りの座を渡したくなかったんだね. 姿は見えないけれど道ずれがいるのは楽しいことだ. 
























公園の入り口にある生垣でカケスが3羽, ちょこちょこ歩き回っている. 2,3羽でちょこちょこしていることが多いように思う. 鳴き声はぎょっとするがきれいな羽をもっている. 

園内に大きな池がある. そこに1羽のサギがいた. まだ幼鳥のようにみえる. 詳しい名前はわからないけれどおそらくシラサギかと. 他の水鳥と一緒にいた. まだ2月のはじめ, 少し来るのが早くはないか. なにか事情でもあったのだろうか. 




早く仲間と合流できるといいね.