震災のニュースは時間と共に悲惨さが増してきた. 人知を超えた, 想定外の出来事だ. 人は自然の営みを操作できない.
ちょうど講義で地震について学んだところだった. 日本列島はどこでも地震に見舞われる場所だった.
地震の映像をみて, 胸が痛む, なのにまた映像をみる.
災害が起こればそれに対していろんな方面から対策を考えた. 建物に関しては地震に耐えうるような構造にする, 避難先, 避難経路などを把握し身を守る行動をとること. だけど災害は教訓を生かすような場面を設定してくれない.
近くのスーパーにお買い物に行く. いつもと何ら変わりのない日常. ここから400km離れたところで地震が, 大地震が起こった. 変わらない日常が不思議に感じた.
地震が起きたことで, 悲しみや困難にある方々の気持ちと過去の体験を思い出しよみがえってきた感情. そして講義で,特に自然科学, 地球がどのようにして今の状態になったか, 今の状態になる過程で如何にシステマティックな構造になったかを学習したことで, 考えが変わった自身の生き方についての思い. それらが頭の中で右往左往している.
東日本大震災のあと,コロナが蔓延. すこし落ち着いてきたと思ったところの地震.
生きるということは斯くも大変なことなのだろうか.
あまり難しく, 深刻に考えるのは好ましくない. 被災された方たちと私, どちらも, 今を生きていること, 今日が終わると明日がくること, この自然の営みの中にお互い生きている.
自分の考えを文章にするのって本当に難しい. 考え方の浅はかさ, 語彙力の未熟さ, 思考の狭さをつくづく感じる.
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