2023年12月12日火曜日

地球に痺れた

 三日前の暴風で森の道は落ち葉の海と化した. 翌日公園の入り口付近は落ち葉がきれいに掃き集められていた. 石畳やアスファルトの道は落ち葉があると滑りやすくなるからだろう. 砂利道は落ち葉の海のままで,あぁ冬が近いなぁ…という風情だ. カサカサと歩くたびに枯葉を踏む音がする. 森は空が近くなり解放的になる. 空と森の空気が一体になって地面の奥深くまで空気が行き渡るようだ. 

お宝集め(落ち葉や木の実拾い)もそろそろ終盤だ. 

アオキが緑色の芽をつけた. 木蓮の枝先は白くふっくらとしてる. メタセコイヤの足元は茶色かかったオレンジ色の地面になっている. クスノキとイチイは緑色の葉を空に向けて伸ばしている.

それぞれの冬支度.


地球システムの講義をうけてとにかく痺れた, 何にって≪地球≫に.

地球が誕生して48億年たったとされている. その間地球はずっと自転をし自身の核,周りを取り巻く大気をシステム化し地球であらしめた. これは地球の仕事.48億年ずっと.100年余りも寿命のない私たちホモサピエンスは何が仕事か. 言わずもがな,≪生きる≫ことだ. これが地球で暮らすシステムの一員としての仕事だ. ずっと考えていた. 具体的な職業ではなく存在することの意義のようなモノは何だろうと. ≪生きる≫ことで私たちは地球システムの一員の義務を務めることができるのではないか,と思う. どう生きるかはそれから,まずは"生きろ"という地球のメッセージを私は受け取った. 

落ち葉の海になった山道

落ち葉の海になった山道 その2


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