昨日はそれはそれは大変な暴風で
午前で仕事を終え自転車で帰宅するときも, 横からの風に倒れそうになり
車道から歩道へ移って自転車を押して歩いたくらい大変な風だった.
帰宅すると, 森がざわついてた.
森が呼んでいた. 今来いと.
歩くたびにガサガサ,バキバキ,音がする. 落ち葉が乾いて風に, 私の足に踏まれて鳴る.
ドングリやマツボックリがこれも風に翻弄され, 私に踏みつけられ鳴る.
森の中の道は風の暴れ具合をあらわしていた.
当たり前だけど, 木は風に従順だ. 実を任せてる. しなやかなのだ.
抵抗したとて何になろう.
仕方のないことにムキになっても徒労に終わるだけだ.
ひらひら舞い落ちる木の葉を見ながら思った. 森はそのことを私に感じさせたかったのだろうか.
木を見上げてばかりはいられなかった.
足元にお宝がぞくぞくで, もう目を皿のようにして歩いた.
強風で森は人出が少なかったが, それでも人はいて, 宝さがしをしている私を訝し気に見てる. 人がいなかったらもうポケットに一杯お宝を詰め込むのに, 遠慮してちょっとだけ.楓の先が少し赤くなった実, クヌギの青々とした枝付きの実, クマ̪シデの緑色の実, ひのきの若い実, メタセコイヤの葉と花芽, モミジバフウの若実, そして,ヒノキや松, サワラ, ケヤキやシデの葉がたくさんたくさんあった.
ブーケにしたらどんなに素敵かな, もうわくわくが止まらない.
なんて楽しいんだろう, 木の葉や実を見ているだけで楽しくなる. 豊かな自然のめぐみ.
クヌギの葉っぱに注目. 虫こぶ. ハチさんの仕業. |
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