2023年10月25日水曜日

 本当に少しづず日の出がおそくなり日の入りが早くなる.

東に日の出を見ながらの出勤になった.

今日は疲れた, うまくいかない日だった. そんな日もあるさ, と

自分に言い聞かせながら, 小雨の中自転車で帰った.


パレスチナとイスラエルが戦争を始めた. トルコは地震にみまわれた. アフガニスタンにも地震が起きた. 世の中の平和, 地球を美しくすること, ふがいない自分.

心が痛む. 仕事で疲れたことと桁違いで.

いったい私は何をどうすればいい?  世の中の正義はどこに行った?


そんなことを考えていたら今日, とっても嬉しいメールが届いた.

以前(7~8年前かな)勤めていた福祉施設の利用者さんからで, 現在はそこで支援員として勤めているという. 支援員の立場が分かりました, お世話になりましたという内容だった. 

こんなこともあるんだな. 私は福祉関係の仕事は自分には合っていないと感じていたけどこのメールは本当に嬉しい. ジワーッときた. 仕事疲れはもう吹っ飛んだ. きっとこんな経験があると仕事を続けられるんだね. 利用者さんとの出会いに感謝.


嬉しいことも嫌なこともあって世の中バランスをとってる. だけど戦争だけは, これだけは絶対絶対起こしてはいけない. 負のサイクルは更なる負のサイクルにつながる. 人類はどうして戦争を辞められないのだろう. そういう脳のつくりなのか? 自分たちの住んでいるこの地球を痛めつけて自爆行為ではないか?


平和, 何年前だろう, 沖縄の終戦記念式典で当時小学校1年生の男児が詩を読んだ. 平和ってなんだろう… 心が温かくなって目の前に情景が浮かぶ澄んだ詩だった. 私はそれを新聞で知った. しばらくしたらその詩は絵本になった. またその詩を思い出すときある本を思い出す. 

『みどりのゆび』(岩波少年文庫 モーリス・ドリュオン)
 主人公のチトのお父さんは武器工場の経営者だった. みどりを芽生えさせ花を咲かせることのできる指をもつチトは戦争がはじまると一大決心を….
この本を思い出す. そしてDr.中村のドキュメンタリー映画を思い出す.
 家を,仕事を,家族を,食べ物を奪われた人たちは銃を持って戦いに出かけた. 枯れてひび割れた大地に水が引かれ,緑がもどってきたら, 銃を持っていた人たちが戻ってきて一緒に水路つくりを始めた.  月並みな表現だけど笑顔がまぶしかった.
 仲間たちと一緒に汗を流し,笑い合い,手に豆を作りながらともに働く, これ以上の平和があるだろうか.

Be still my soul.



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