2023年10月5日木曜日

30年ぶりの再読

郵便を出しに行った帰り森に入る. 入った途端キノコ臭が鼻を衝く.

下草を刈られた後に再度伸びてきたミズヒキが花を咲かせてる.

萩が花芽を膨らませてきた. もうじき満開になるだろう.

ほうの木の実や葉が落ちている. 紅葉してきた葉も多くなってきた.

森の中の道はドングリがたくさん落ちて潰れているモノも多い.

本当にすっかり秋. 


若い時から,本の好きなフレーズをノートに書き留めている.

30年前のノートが出てきた. 

ノートを読み返していたら, どうしても再読したくなった本があった. その本はおそらく図書館で借りたものなのか手元に無い.

Amazomで検索すると中古本であった. 早速購入. 今朝届いた.

30年前と同じ版. 再版されていないのだろう.

読んでいたら, なんと私がノートに抜粋した箇所にラインが引いてある.

ほとんど同じ個所だ. 私と同じような感性なのか.

正直,とっても嬉しい. 握手したいくらい. 


1988年 12月20日発行.
初版なのか再版の記述無.

関東地方の古本屋さんから送られてきた.

この表紙に書かれているほんのうち,
スース, スタイグ, アチェベの3冊は読んだことがない.
おそらく, この本を以前所有していた方も先の3冊を読んでいないのかなと
思っている. ラインが一つも引かれていないから.


この本を読んでいると, 次々と好きな本を思い出しそれを紐解きたくなる.
だから一向に読み進まない.
部屋が本だらけになる.
日記もブログも書きかけのノートも飲みかけの紅茶も
全てゴチャゴチャになって,
ピッピのおうちの”ごたごた荘”ってこんかなと思ったりする.
そう思うと, こういうのもありかな,と思えてくるから, やっぱり
ピッピ効果ってすごいんだな, と感心するし, 感化される還暦の自分に苦笑する.



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